4/27(土)~6/2(日)
【春の企画展】

開館60周年記念所蔵名品展

シルクのシンフォニー   -染と刺繡のかがやき

 

シルク博物館は昭和34(1959)年に開館し、今年、平成31(2019)年に60周年を迎えました。

この間、当館では、シルクの歴史や知識の普及をはじめ、ご来館の皆様に、シルクに親しんでいただくため、幅広いシルク製品等を収集保存し、様々な角度からその公開に努めてまいりました。

こうした収蔵品の中でも、江戸時代の小袖の数々や重要無形文化財保持者(いわゆる「人間国宝」)の作品群は、他に例を見ない名品揃いとなっています。

今回の企画展では、この名品の中から、「染」や「刺繡」に焦点を絞り、人間国宝作家の訪問着、大正・昭和の花嫁衣装、江戸後期の掛袱紗などの逸品をご紹介いたします。本展を通じて、「染」や「刺繡」の艶やかな”かがやき”に触れていただき、シルクへの興味と理解を深めていただければ幸いです。

[開催期間等]

平成31年4月27日(土)~6月2日(日)

前期:4月27日~5月12日        後期:5月14日~6月2日

休館日    : 5月7日(火)・13(月)・20(月)・27(月)
開館時間: 9:30~17:00 (入館は16:30まで)

[後援]

神奈川県  / 横浜市文化観光局 / 神奈川新聞社 / tvk / NHK横浜放送局 / 横浜繊維振興会

[展示資料]

染と刺繡の作品 全81点(会期途中に展示替えあり)
◆人間国宝作家作品   24点(着物類21領  着尺2反 屏風1隻)
◆現代作家作品等    29点(着物 12領 帯17本)
◆化粧まわし     三ツ揃
◆花嫁衣装       8揃
◆掛袱紗       19枚

 

[主な展示資料]

全期展示(4/27~6/2)

■花嫁衣装 桐に鳳凰模様染繡


黒縮緬地に桐の木と鳳凰、御所車などを染と刺繡で表した、昭和初期の豪華な振袖

■屏風「楽園」友禅染 木村雨山 作


孔雀や小鳥、魚、果実、草花などを赤い地に華やかに染めあげた屏風

 

前期展示(4/27~5/12)

■訪問着「あやめ」友禅染 田島比呂子 作

山に自生するアヤメをテーマにした友禅訪問着。並んで咲くアヤメが生き生きとして、とても美しい。

 

■掛袱紗 飛鶴仙人模様刺繡

進物品などの上に掛けて用いられた掛袱紗。仙人や鶴を巧みな刺繡の技で表現している。

 

後期展示(5/14~6/2)

■訪問着「チベットの峠」友禅染 田島比呂子 作

ブルーポピーをはじめとするチベットの高原に咲く花々への感動を友禅染で可憐に表している。

 

■訪問着「薫苑」友禅染 羽田登喜男 作

青い露芝の地とキク、アザミ、ナデシコ、ドクダミなどの植物を友禅染で華やかに表している

 

 

 

[見どころ]

大正末期から昭和初期に実際に着用された花嫁衣装は、染と刺繡を巧みに用いた大変見事なものです。人間国宝作家の友禅、型絵染、江戸小紋、刺繡などの作品とあわせて、高度な技とシルクの魅力を存分に楽しんでいただきたいと思います。

 

[会期中のイベント] ※すべて当日自由参加、無料(別途入館料が無料)

◆学芸員によるギャラリートーク

日時:4月29日(月・祝)・5月3日(金・祝)・5月26日(日)各日とも14時~

◆DVD上映  毎日14時~

◆シルクのきもの試着体験

日時:5月5日(日・祝)・6月2日(日) 13時~15時、成人女性対象